私は自分が麗蝶だと言おうか迷ったが、どうせ後々知られると思い言うことにした。

駿さんと潤さんも興味津々の目をしていた。


華『それはー…私が麗蝶だから。あの日は悪い族とかいないか見回りをしていた。』


淡々と告げると3人は固まった。
そして数秒たった頃潤さんが叫んだ。


潤『はぁぁぁぁ?!華ちゃんが麗蝶?!マジ?ありえねー!』

駿『それならあの日の強さも納得いきますね。

調べたと言っても必要最低限のことだけなので…

でもまさか華さんが麗蝶だとは思いませんでしたよ。』


びっくりしたような口調だけれど駿さんはいつも通り冷静だった。


狼『ふっ、華が麗蝶か。やっぱただもんじゃなかったな。』


狼は少し驚い顔をしていたがすぐ元に戻り淡々と言った。