花のような笑顔

理事長室から教室に戻ってきた。


零『華、どうしたの?大丈夫?』


私の険しい表情で何かあったのかを察してすぐに声をかけてきてくれた。
でも心配かけたくなくて誤魔化した。


華『いや、大丈夫。心配かけてごめん。』


零『大丈夫ならいいけど、ほんとに無理しないでね?』


華『ありがとう、零。』


ほんとにありがとう。零。
ちゃんと全部終わって零の元に帰って来れたら必ず話すから。


その後は今後のことについて考えてたらいつのまにかHRが終わっていた。


零に"また明日"と声をかけて学校を出た。