駿『着きました。』


華『駿さんありがとう。』


私はお礼を言うと車から降りた。

私が車から降りた瞬間、女たちは妬みの声をあげていて、男たちは驚いていた。

それもそうだろう。
世界に知れ渡る黒崎組の車から普通の女子高生が降りてくるんだから。(麗蝶だけどね)

狼はそんなことにも動じず、車から降りた。


狼『行ってこい。帰りも向かえ来るから終わったら連絡しろよ?』


華『ん、分かった。行ってきます。』


生徒(ほぼ女子)から聞こえる奇声を無視して私は教室に向かった。