潤『華ちゃん、目の色、黒に戻ってんね?』


潤さんが少し不思議そうに聞いてきた。


華『そのままの目で行くと目立つし、気味悪がられるから。』


私が自嘲的な笑みをしながらそう言うと狼が頭を撫でてきた。


狼『誰がなんと言おうと俺はそのままのお前が好きだ。』


狼の言葉はいつも私に光をくれるんだ。

狼の言葉を聞いて、熱いねーとか言っていた潤さんはスルーしておいた。

そんな会話をしていると車が止まった。
どうやら学校に着いたみたいだ。