生徒を見てるようで落ち着かない。


「いらっしゃい亜衣さん。又来ていただけて嬉しいです。」


亜衣の手にキスをしたのを見て、鳥肌が立った。


その子は咲夜と言う名前で、背は高くなくとても可愛い顔をしていた。


年齢は20才。


若いから肌が綺麗なんだと思っていると。



もう一人の子も20才で、名前は勇気。


彼は身長も高くて顔も整っているが、咲夜と違いあまり話さない青年だ。


「流星呼んでくれない。親友の雅が今日誕生日なの。みんなでお祝いしてあげてほしいな。」


ホストクラブでお祝いだなんて、止めてよ。


「流星さんはナンバーワンホストだから忙しいけど、亜衣さんのお願いなら来てくれると思いますよ。」


咲夜は失礼しますと席を立った。


ナンバーワンホストって、どんな顔をしてるんだろうか。


別に見たくもないけど、気にはなった。