流星はいつも明け方帰って来て、必ずシャワーを浴び裸のまま、私の寝ているベッドにもぐり込んで来る。


そして毎晩私を優しく抱いてくれる。


流星の腕の中がここち良くて、教師とホストの関係なんてすっかり忘れていた。


もう流星から離れられない。


流星のホストと言う仕事も理解してたつもりでいたけど。


流星のいつも違う香水の匂いが気になって。


「いつもの香りと違うよ。」


流星はその日からシャワーで香り消してから、私を抱くようになった。


「みやに不愉快な思いさせてごめん。みんなに抱き付かれるから色んな匂いがつくんだよ。」


何度も謝る流星。


これって嫉妬だよね。


流星を誰にも取られたくない。