毎日通う私に諦めたのか流星が始めて君とかあんたとか呼んでいたのに。



「雅さん。」


と始めて呼んだ。



嬉しくなってしまい。


「雅でいいよ。私も流星って呼ぶから。」


流星は少し考えてから。


「君がそういうならそれでいいよ。」


又君に戻ってるし、いつまでも流星と私の距離は縮まらなかった。


私を抱き締めた腕も、キスしてくれたその唇も私のものではない。


毎日こうして来てる事に意味があるのだろうか。


本当は毎日私が来る事を流星は望んでないかも知れない。