その日盛大に流星の送別会が開かれた。


しつこく流星に連絡をして来た緑ちゃんに、私が彼女だと言ってくれたから安心してしてたのに。



緑ちゃんは私を無視して、流星にベタベタしてる。


「おまえうるさいよ。」


緑ちゃんがニヤリと笑う。



「神谷先生の事調べてみたの。神谷流星はホストだよね。ホストは本当の恋はしないはず。」


流星がホストだと言う事がばれてしまった。


何をどう弁解すればいいか。


「卯月先生の事も枕営業なんでしょ。」


流星が思い切り緑ちゃんの頬をひっぱたいた。


落ち着いて流星。


話し合えば分かってもらえると思うから。