私と流星は出勤して直ぐ校長室へ向かった。


校長は流星を見て何だか嬉しそう。


「学校は初めでかなり緊張すると思うが、卯月先生に君の教育係を頼もうと思う。彼女はこの学校で一番の人気者だから、君も彼女に惚れないように。」



校長は大声で笑った。



何を言いたい訳ですか。



流星は機嫌の悪い顔してるけど、私は関係ありませんから。


流星の教育係って何すれば良いのやら。


校長に全ての行動を共にするように言われたけど、無理です。


流星が英語の授業する時も私が同じ教室にいないといけない訳。


学校での事を全て教えるのは限界がある。


私の音楽の授業にも流星を一緒に連れて行くだなんて、やだ。


どうしてこんな事になってるんですか。