振り向けばなぜか松本がそこにいた。
つかまれた肩が痛いことから、怒っていると判断した。
よくわからないまま頭を下げられ、手首をつかまれて早足で着いた先は松本の家だった。
「え、ちょ…っ、松本……?」
なにをそんなに怒っているのか、そんな声までもシカトされてしまった。
あたしを一瞬視界に入れてから、また手を引かれる。
かぎを開けて中に入ったことから、きっと中にはだれもいないだろう。
それもそれで不安をあおった。
松本はいったいどうしちゃったの…?
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