■□■□ 昂汰くんの家でそろったみんなはやっぱり文化祭の話題だった。 「俺らはどうでもいいよなぁ?どうでもいいっつか」 「女子と男子がこういうふうに対立するとか、基本どうでもいい」 「あたしも、朝びっくりしたよ」 「あ、あたしは、やれって言われて代表みたいになってるだけだかんね!」 「はいはい、わかったから」 なんて、昂汰くんが由宇ちゃんをあしらった。 なんかこの二人の雰囲気がほんわかしているのは気のせい?