世界と列車。そして君。

簡単にルールとか男の話の内容をまとめると…
○列車は止まらない
○世界の中でこの列車のこの号車に乗っている人しかいない
○その理由は不明(というか触れないで欲しいらしい…)
○いるのは36人
○１日一回誰かをみんなで殺す
○殺し方は列車の奥にある部屋へ殺す人を入れるだけ。
○死体は部屋に放置すると処理される
○生き残れるのは1人だけ
○１日に一回誰かが死なないと無差別に死ぬ
○殺すときは無理矢理でも話し合いでもOK
○立候補もOK

わかりやすい説明だけどわからないところがたくさんある…。
なぜ誰かが死なないとダメなの???
なんで私たちなの???

［あ。質問ある人ー???］
絢斗が口を開いた。
『なんで俺ら…［質問は挙手で。］
絢斗が静かに手を挙げた。
［はい。］
『なんで俺らなんだよ???』
［知らないよ。そんなの。たまたまこの列車にたまたま諸君らが乗った。ただそれだけさ。］