美晴の成績なら、進級の心配なんてしなくていいのに、ほんとストレスを与えてくれるよ学校側は…



「みぃ。いつも通りにやれば大丈夫だからな」

「うん」

「頑張っておいで」

「行ってきます」

そう言って美晴は笑顔で登校して行った。


その姿を見送り、俺も職場へ向かった。


再び連絡があったのは、数時間後…

無事にテストをやり終えれたみたいだった。


でも、連絡をくれたのは、美晴じゃなく葵だった…


きっと無理したんだろうな…