診察が終わるまでドキドキが止まらなかった。
でも、異常ないってつーくんに言われてホッとした。
「かな兄、まだいるかな…」
診察室を出て、周りにあるベンチを見渡す。
「あ、いた」
かな兄は病院の先生と話をしていた。
「彼方、今日は休みじゃなかった?」
「妹の診察の付き添いだよ。何か変わった事あった?」
「特にないよ。彼方の妹ちゃん、可愛いんだろな〜。見に行ってもいいだろ?」
「だめだめ。大和(ヤマト)なんかに、みぃは見せないよ。穢れる」
「穢れるって酷いな…でも、みぃちゃんって言うんだ」
「もう、教えない」
「そんな事言わないでさ〜」
「やだ」
なんだか、かな兄が可愛く見えてきちゃった。
かな兄は、同年代の人と絡むとこんな感じなんだ。
でも、異常ないってつーくんに言われてホッとした。
「かな兄、まだいるかな…」
診察室を出て、周りにあるベンチを見渡す。
「あ、いた」
かな兄は病院の先生と話をしていた。
「彼方、今日は休みじゃなかった?」
「妹の診察の付き添いだよ。何か変わった事あった?」
「特にないよ。彼方の妹ちゃん、可愛いんだろな〜。見に行ってもいいだろ?」
「だめだめ。大和(ヤマト)なんかに、みぃは見せないよ。穢れる」
「穢れるって酷いな…でも、みぃちゃんって言うんだ」
「もう、教えない」
「そんな事言わないでさ〜」
「やだ」
なんだか、かな兄が可愛く見えてきちゃった。
かな兄は、同年代の人と絡むとこんな感じなんだ。