「…きろ!クラウン!!」

「Zzz…」

「兄弟になってくれたんだ、ホセが」

うとうとしていた私は、その一言で飛び起きた。

「ほんと!?」

力強く頷くセイ。

「やったー!!」

私は飛び上がった。

物凄くうれしい。

大好きだもん。

ホセのことが。

「ホセはお父さんだね!!」

「…ぷっ…」

「…同い年だろ」

「いいの!!」

絆が強ければ強いほどいい。




でも、せっかくならもっと強いきずなで結ばれたかったな…



だってホセ、大好きだもの。