ラショナリズムシンキングLOVE


一生懸命に体を動かそうとするホセ。

でもクラウンの魔法には敵わない。

「おい。クラウン」

「なあに?

…あ、駄目だよ。外したらホセ自虐に走るでしょ?」

「失礼なことを言うな。何が自虐だ。普通だろ」

「…はぁ。(それが普通なら何が異常なの?)」

かなりずれまくっているホセの常識にため息をついているクラウン。

「あ、そういえば。

お母様たちがお呼びになってたけど。」

「早くいけよ。最高神様をお待たせし「? ホセのことだけど」

ホセは慌てだす…


ことはなかった。

「何故それを早く言わない。」

めったなことではホセのポーカーフェイスは崩れないとクラウンは知っている。

「元気になったらって言ってたから。言ったらすぐに飛んでくでしょ?」

「…何でもいい。支配魔法をとけ」

「ヤーダー」

「……………………(威圧)」

ホセは射殺しかねない視線をクラウンに突き刺す。

「…わかったよ、もう(ムスッ」

本当に痛い視線を受けたクラウンはいやいやながら魔法を解く。

「…何処に来いとおっしゃっていた?」

「はぁ…宮殿の王室。A塔の24階。」

「!? 王室?本当なのか?」

「あーそうよ、そうそう!!さっさと行ってきて遊んでよ!」

「は?」

「だから、早く行ってきて!たまには一緒にいよ~よ~!!///」

「っ…///」

赤くなる顔を見られないように細心の注意を払いながらホセは部屋を出た。

__バタン。

「はぁぁぁっっ……」

入口を閉めると脱力し、その場に崩れ落ちる。

「ったく…もう後には引けない、か。駄目だな、俺が死にそうだ」

自分自身にかけていた支配魔法を解くと、今更のように心臓が暴れ出した。