「………」
「ホセー?なんかしゃべろーよ!!」
礼儀のかけらもないクラウンはホセに呼びかける。
最高神の前に引きずり出され、二人の前に跪いているホセはきっかり三十秒間黙りこくっていた。
そしてクラウンの父親、現最高神は微笑んだ。
「クラウンの親友というからどんな無法者かと思ったが、礼儀正しいじゃないか」
「恐れながらお褒めの言葉と受け取らせていただきます。光栄です」
「素晴らしい言葉遣い。あなたいくつ?」
「勿体ないながらお娘様と同じ時に生れ落ちました」
「クラウンと同い年……ほんの少しでもクラウンに礼儀が備わっていればな」
「ところで、あなた、どこの家の生まれ?」
ホセは固まってしまった。


