☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
以前にも増してホセからは全てが奪われていく。
表情も
子供らしさも
残るはずだった思い出も。
そして
人格さえも。
髪さえ凍り付く夜、ホセは笑っていた。
「^ ^」
___パチンッ、パチンッ…
何をすればいいのか、
何が望まれているか、
それを敏感に察知し、ホセは動く。
息をすることも
ほんの少し指を動かすだけでも
さらには、心臓の鼓動さえはばかる。
___望まれないことをするわけには…
その一心で。
次第に笑わなくなる。
話す言葉も減っていく。
娯楽に触れない生活はホセにとって当然のこととなっていった。
掃除、洗濯、料理、買い物、芝刈り…
家事のすべてはホセが担う。
怪我、病気、不景気…
全ての悪いことはホセが生まれて来たから。
そう教え込まれて。
自己嫌悪を越えて嫌悪は憎悪に変わり、
そして一人の夜
ホセは自分を罰した。
生まれて来たから。
今も存在し続けるから。
___オレハ、ワルイヤツナンダ。
他人が責めるよりもっと、ホセは自分を責める。
___こんなにされるのは、"お前"のせいだ…
自分を自分とも認めなくなったホセは
何をしても報われなかった。
全てが凍りそうな夜、ホセは泣けなかった。
だから、偽りの微笑みを浮かべた。
「死ねよ…ヴァンパイア…」
押さえられない自己嫌悪にさいなまれながら。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
以前にも増してホセからは全てが奪われていく。
表情も
子供らしさも
残るはずだった思い出も。
そして
人格さえも。
髪さえ凍り付く夜、ホセは笑っていた。
「^ ^」
___パチンッ、パチンッ…
何をすればいいのか、
何が望まれているか、
それを敏感に察知し、ホセは動く。
息をすることも
ほんの少し指を動かすだけでも
さらには、心臓の鼓動さえはばかる。
___望まれないことをするわけには…
その一心で。
次第に笑わなくなる。
話す言葉も減っていく。
娯楽に触れない生活はホセにとって当然のこととなっていった。
掃除、洗濯、料理、買い物、芝刈り…
家事のすべてはホセが担う。
怪我、病気、不景気…
全ての悪いことはホセが生まれて来たから。
そう教え込まれて。
自己嫌悪を越えて嫌悪は憎悪に変わり、
そして一人の夜
ホセは自分を罰した。
生まれて来たから。
今も存在し続けるから。
___オレハ、ワルイヤツナンダ。
他人が責めるよりもっと、ホセは自分を責める。
___こんなにされるのは、"お前"のせいだ…
自分を自分とも認めなくなったホセは
何をしても報われなかった。
全てが凍りそうな夜、ホセは泣けなかった。
だから、偽りの微笑みを浮かべた。
「死ねよ…ヴァンパイア…」
押さえられない自己嫌悪にさいなまれながら。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★


