ラショナリズムシンキングLOVE


「тнбюпъюхОЯЙцтоци…」

何かぶつぶつ言っている。

何ていってるのかは俺にもわからない。

「КЙЮЫПЦСЮН!!!」

はい?

「…」

そういってまた座り込む。

今度は真剣な顔でじっくりと読み込んでいるようだった。

『何読んでるんだ?』

俺は好奇心にかられ、手元をのぞきこむ。

「…」

よ、読めねぇ…

字が小さい上に明らかにあれは人間語。

それも変な記号だったから標準語じゃないと思う。

何でこんなの読めるんだよ。

「…そっか…」

考え深げに本を投げ出し本棚にもたれかかったホセは目を閉じ、動かなくなった。


長い睫毛が影を落とし、暗く静まりかえった空間に浮かび上がる整った顔を際立たせる。

「…」

不意にホセは立ち上がった。

本を持ったまま、急いで図書室をでて、そのまま自分の小屋に戻る。

渦高く積み上がった本の中に滑り込ませるとそのままホセは倒れるように眠ってしまった。



『何なんだ…あいつ…』




「ムニャムニャ…しゃいこうしんしゃま…そうじょいしんしゃま…しょうしゃ、かちゃわれ…」