*.・未だに雨がふる☂*.・




「里音が…お前の日記と写真を見つけた。それで知ったんだ」





「なんで私を怒らないの?だましてたんだよ?」






愛兎とそっくりな大きな目で、俺を見てくる美兎ちゃん





「なんでだろうな…。自然と怒りはなかったよ。多分俺はお前を愛兎だと思う反面どこかで引っかかっていた。だからかな。時々お前が、自分の妹のような感覚だったんだ」





俺は優しく美兎ちゃんの頭をなでる






すると美兎ちゃんの大きな瞳から、大粒の涙がこぼれ落ちた





あぁ…




この子は





美兎ちゃんは





ずっと誰かにこうしてほしかったんだな






そう思ったら俺の体は勝手に動いて、気づいたら美兎ちゃんを抱きしめていた








              

         *.・尋雅side end☂*.・