黒い服を身にまとった人達が正座している これは…お母さんのお葬式の記憶…? 「ねー美兎」 「なーに愛兎」 あれは小さい時の私達… 愛兎が私の手をぎゅっと握っている 「私はお姉ちゃんだから」 「うん、しってるよ」 「だから美兎のことはお姉ちゃんが守ってあげる」 「うん?」 私はよく分かっていないのか首をかしげていた