*.・未だに雨がふる☂*.・





俺達は愛兎を求めた






美兎ちゃんのことは求めていなかった…






人は、一人では生きていけない





それは必要とされなければ生きていけないからだ






そしてそれは自分の存在を肯定してもらうこと





自分は必要だ




そう思うことで自分は自分であるべきだと、自分は自分でなければいけないと無意識の内に再認識する






存在が肯定されることで生きていることを実感する






俺達は美兎ちゃんのことを愛兎だと思って接していた






つまり俺達は






愛兎の存在を肯定し





美兎ちゃんの存在を否定してきたことになる




なんで…



どうしてもっと早く気づかなかったんだよ…






俺は何を見てたんだ?






存在を否定されることがどれだけ辛いか、苦しいか俺はよく知ってるはずなのに…







知らなかったとはいえ





俺は自分が許せない