「いたか?」
「いやどこにもいねぇ」
「二階もいなかった」
「…里音?」
愛兎を探していた尋雅、奏、珠羽、鈴が戻ってきた
俺はみんなを見る
「里音?」
「どうたんだ?」
今自分がどんな顔をしているかは分からないけど、ひどい顔をしているのは確かだ
俺の顔を見てみんなの表情がもっと険しくなった
「愛兎が……死んだ…って…」
「…はぁ?」
奏が意味がわからないという顔で俺をみる
「里音!お前笑えねぇ冗談はやめろよ」
珠羽が俺の胸ぐらをつかむ
「冗談じゃねぇよ!俺も意味わかんねぇんだよ!」
「じゃあ何で!!」
「ここに書いてあんだよ!!〝愛兎が死んだ〟って」
俺は胸ぐらをつかむ珠羽の手を引き剥がしてノートを突きつける


