*.・未だに雨がふる☂*.・





「いたか?」





「いやどこにもいねぇ」





「二階もいなかった」





「…里音?」





愛兎を探していた尋雅、奏、珠羽、鈴が戻ってきた






俺はみんなを見る






「里音?」




「どうたんだ?」




今自分がどんな顔をしているかは分からないけど、ひどい顔をしているのは確かだ





俺の顔を見てみんなの表情がもっと険しくなった






「愛兎が……死んだ…って…」




「…はぁ?」



奏が意味がわからないという顔で俺をみる




「里音!お前笑えねぇ冗談はやめろよ」




珠羽が俺の胸ぐらをつかむ




「冗談じゃねぇよ!俺も意味わかんねぇんだよ!」




「じゃあ何で!!」




「ここに書いてあんだよ!!〝愛兎が死んだ〟って」




俺は胸ぐらをつかむ珠羽の手を引き剥がしてノートを突きつける