「おいっっ!そこの黒髪短髪男子!!」

「えっ…?!俺?」


黒髪短髪男子が周りをきょろきょろ見渡しながら言った。


「言っとくケド、優衣の親友は私だからーっ!そして決して私と星哉は仲の良い幼なじみではないっ!わかったー!?」

「……ぶはっっ。何かおもしれー。」


んなっ!?…はっ!第一印象からバカっぽって思われた?!しまったぁぁぁ!

自分の中で葛藤してたら、星哉が私の肩にポンッと手を置いた。


「まぁまぁ冠南、少し落ち着け。とりあえず同クラなんだから、仲良くやってこーぜー。」

「………っっ今更仲良くなんてやっていけるかーーー!!!それに私に触るなっ!Don't touth me!!!!」

「バカなくせにそーゆう英語だけは知ってんだなぁ。」

「うっさーい!星哉もおんなじくらいバカなくせにぃーー!」



「はいはい。」

優衣と黒髪短髪男子が冷めた目でこっちを見ていた。


「おめぇーらギャーギャーうるせーぞ。」

「はぁーい。夫婦げんかしゅーりょー。」



「…………っんもうやぁーーーーだぁーーー!!!」


私の高校生活、波瀾万丈になりそうです……。