「なんだよ、それ!! 美羽は全部忘れてるのか!!? 俺のことも!!? 今までの思い出も!!?」 智の言葉をさえぎって怒鳴りつける 智に怒鳴っても仕方ない 美羽に怒鳴っても仕方ない 美羽は俺のことを覚えていない この事実が頭を回る ショックと戸惑い どうしようもない気持ち 今までこんな感情になったことがなくて表現がわからない すると智は 「そう、ぜんぶぜんぶ忘れ……」 そこまでいうと声をつまらせた