「朝、知らない先生に2回挨拶されて、知り合いでもないのに顔覗きこまれて、何このおかしな先生って思ってたんですけど。」 そう言ってチラッと松崎先生の顔を見る。 あれ、顔赤いじゃん。 ま、続きだ続き。 「それで副担任の名前が松崎和彦ってなってて、誰だ?って楽しみに待ってたらあのおかしな先生だったんで叫んじゃいました。」 何から何まで正直に話した。 そしたら先生は、 「じゃあ俺の話ね。」