【完】銀髪ヤンキーとヘタレ少女



よかった、本当によかった


「麻波? 大丈夫?」


顔をあげると、そこにはわたしの大好きな笑顔がいて 


わたしと同じようにしゃがんでいる



周りの歓声におされてなのか、気分が高揚してなのか



きっと両方だけど、片岡くんに飛びついた



片岡くんは体勢を崩して尻餅をついてしまったけど、手をついたおかげで倒れることは免れたみたいだ


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