「片岡くんはわたしのこと好きですか?」 人が集まってきている。 片岡くんに告白されたときみたいだな、と頭の片隅で思った ドキドキと心臓が大きな音を立てる。 「……大好きです。」 わたしと同じ言葉を返す片岡くんに、一気に顔に熱が集まった わっ、と沸く中庭の入り口 ひゅーひゅーとからかったり、キスしろとか抱き合えとか、色々なことを言われてるけど、わたしは安堵でしゃがみこむ