つられてそっちを見ると、入り口には人がたまっていた あ、う、うそ!! もしかして、ずっと見られてた?? 恥ずかしい…… 余計にうつむくわたしの肩から片岡くんの手が離れる 「ここじゃ邪魔になるからとりあえず行こうか」 うつむいたままうなずいた 片岡くん、どんな顔をしてるのかな。呆れた顔してるかな 気になってチラッと見上げると、優しい顔して笑っていた