優斗と喋っていると、突然倒れた。
おれは、びっくりして名前を呼ぶが、だんだん意識がなくなっていった。
救急車を呼ぼうと思ったけど、優斗のお父さんが
「優斗に何かあったら電話してくれ」
と言っていたのを思い出した。
プルルルルプルルルル
「はいっもしもし」
「あっ、俊さんこんにちは。あの、今
優斗が倒れたんですよ。」
「えっ、本当か。意識はあるか?」
「ないです。でも、眠ってるみたいです。」
「じゃあ、貧血だな。家に来てもらってもいいか?」
「はいっ、じゃあ、タクシーで向かいます。」
そして、優斗を抱いてタクシーに乗り、家に向かった。