やっぱり生半端な暴走族と絡むんじゃなかった。





「喧嘩なんてしなくてもいい。俺らに守られろ。」




「ハッキリ言うわ。嫌よ」





「何でそこまで拒否する?」





「関係あるコトかしらね〜?それに皆見てるんだし私にも事情ってものがあるから。」




銀河は出て行こうとした私の腕を掴んだ。




それを思いっきり振りほどくと、私は振り向きもせず教室を後にした。