考えるだけ時間の無駄。
そう考えた私はレックスの元へ行った。
「ルナフロースどうしたのじゃ。」
「レックス様…何故極秘の依頼を私に受けさせたのでしょうか。」
「うむ。お主にしか任せなれないと思ったのじゃが…お主が聞きたいのはその血縁が知り合いだったのかの。」
やっぱりお見通しだ。
「左様でございますが。依頼主を確認したく…」
「原野 稔ゲンノ ミノリ…________」
レックスに聞いた名前を帰り道心の中で思い返した。
ヒントがこんなにも簡単に手に入るなんて思わなかった。
『わしも分からぬ…________
ルナフロースよ。レックス命令じゃ。靄を晴らせよ。』
私はその命令に間入れず「了解しました。」と答えたのだった。
マンションのエントランスを抜けエレベーターに乗る。


