「龍よ。あまり寝てるでないぞ。」




そう言うとおじいちゃんは「年寄りには長居は辛いの。」と言いながら病室を出て行った。





「ジェミニ。いつでも遊びにいらっしゃい。そして、おじいちゃんを抜かしなさいね。」






おばあちゃんは微笑むと「もう。待つって言葉はいつ覚えてくれるんですかね。」と言いながらおじいちゃんのあとを追った。






2世代とも溺愛夫婦…





本当私にはアモーが分からないわね。






アモーは妨げになるからって考えも変えなきゃいけなくなるかもしれないなんて冗談みたいだわ。






私はパテルの心拍数と点滴を見て異常が無いのを確認すると私もマンションへ帰った。