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「懐かしいわね。」





「あんな無口なジェミニがこんなにも笑って話してくれるなんてな。

あの頃の俺らに伝えてやりたいぜ。」





ガタンッ



「嵐‼︎」




呑気に笑っていた嵐にお客さんと思うと葉月に続いて赤髪の人たちがいた。








「嵐…大丈夫なの?」



「ふぅじゃねーかよ。ん?春夜もそぅもいるのか?」



「久しぶりだな。」
「もー。心臓に悪いよ。」





「すまんな。」




あぁ。この人たちが嵐と葉月の。





「私たちはお邪魔ね。ゆっくり話して。」




「あ、もしかして貴女がジェミニさん?」




ストレートである葉月の髪とは違う。




ウェーブ掛かった赤髪の凄く大人っぽい人が話しかけてきた。



えっと。確か



「お初にお目に掛かります情報屋をしています。風香です。」



「初めまして。ジェミニです。」



「嵐と葉月からも裏世界でも有名なので存じてます。退室していいですよ。」






ニッコリ笑う風香は男2人を嵐のベットのそばに連れて座らせた。




そして、5人仲良く談笑をし始めた。