麗美『私は、響君達の家族になりたいです
でも、私はここにいられるような人間ではありません
迷惑もかけたくありません
この家の大きさからして、相当のお金持ちと言うのは私でも分かりました
でも、迷惑をかけると言う点は消えることは無いでしょう
なので私は家族にはなりません』
私は素直じゃ無い…本当はもっとこの人達と一緒にいたいくせに…
父「迷惑をかける 誰がそんな事を言った?」
麗美『誰も言ってはいません
だけど、私はまだ小学2年生です
経済面だけでも相当な負担になるでしょう』
父「確かに負担になるかもな」
そうだよ 私はいらない子
そんな子のためにここまでしてくれるだけで私は嬉しかった
父「だが、ここにいる皆がお前のことを気に入ってしまってな…
家族になってくれないとこっちが困る
さっきと言い方を変える
俺達の家族になれ」
そんなこと言われたらこの気持ち抑えられなくなるじゃん…
麗美『イイんですか?本当に…』
そう言うと、皆が私に向かって微笑んでくれた
そこで私の涙腺は崩壊した…
麗美『うっ…う〜 ヒクッ』
ダメだ…全然止まんない



