麗美『怖いんです…また捨てられることが』
響夜「俺達はそんな事しないよ」
響君…
來夜「そうだぜ!」
來夜さん…
父「麗美ちゃん 俺の娘にならないか?俺達の家族にならないか?」
えっ?思わず顔を上げてしまった
家族にならないか?
って言われて凄く嬉しかった…
こんな暖かい家族に囲まれて生活したい
でも、本当にイイんだろうか…
私とこの人達は赤の他人だ
この家の大きさからして相当のお金持ちだろう
そんな家に私なんかがいてもイイんだろうか…
母「余計な事は何も考えなくてイイわよ あなたがこの家の家族に少しでもなりたいと言う気持ちがあるなら、私達は快く迎え入れるわよ」
私はこの人達の家族になりたい
これが本心…
でも、迷惑をかけることに違いない
迷惑だけはかけたくない
だから私は、家族にはならない…
私のことを考えてくれているだけで私は幸せだから…



