和哉…



泣いてるの?
なんで声が聞こえるの?
私はまだ生きてるのかな?
できることなら、私はまた和哉達がいる世界に戻りたい!

私の強い意志が通じたのか、私が望んでいた光が姿を現した…

私は迷うことなくその光に向かって走りだし、光へと飛び込んだ…

だんだんと感覚が戻ってきて、遠くから聞こえてきた音が、どんどん近くなってくる…
あとは、この重い瞼を開けるだけ…

少し軽くなった瞼を少し上げた…