数分後…

ブーブーブー
病院なので一応マナーモードにはしている

“イイぞ ただ、聞きたいと思った奴だけに伝えろ
それだけが条件だ”


和哉『イイってさ』


そう言いながら、携帯の画面を見せた


愁「分かりました 聞かれたら伝えます」


今日は異常なほど創矢の口数が少ない…
創矢と晴の過去は辛いものだっただろう…
創矢の過去は、人がいなくなることに敏感になってしまうようなものだった


和哉『創矢 今日は帰ってゆっくり休めよ』


少し驚いた顔をした
だが、俺が思っていることが分かったのか、直ぐに冷静になり