…うわっイケメン!



振り返ると物凄いイケメンが立ってた。


しかも妙にフェロモンむんむんのイケメ
ン。


流し目の色気半端ないし。


髪の毛は明るめの茶色でなんか…。


王子様?みたいな人。



わ、私今、イケメン過ぎるイケメンに喋

りかけられてるの?




「…見慣れない顔だね?転校生?」



「あ、はい!」



「門の入り方がわからないの?」



「…もしかして見てましたか?」




まさか、私が門に向かって猛ダッシュ

してたのとかみてないよね?




「うん、ばっちし!」


たらり…冷や汗が出てきた。