シンデレラガール【1】



とにかく、助けを求めなければ!


正体不明の謎の生物に挑むほどの勇気は


私にはない。



私はみんなの方へ駆け寄る。



「だだ、だ、誰か部屋にいるの!!」



「……は?マジかよ!」


海が呟く。