「ありがとうございます。」 とりあえず教えてもらったからお礼を言 う。さっきされたことを忘れたわけじゃ ないけどね! 「どういたしまして!それじゃあ僕はち ょっと用事があるから、またね!」 そうしてフェロモンむんむんのイケメン さんは去って行ってしまった。 …なんか凄い疲労感。 とにかく入ろう! こんなところで道草くってる暇はない! 遅刻しちゃう! わたしは少し急ぎ足で門をくぐった。