噂話とかしてるから…そんな幻を見たに違い無いないんだ。

そう思うようにした。

部屋を出る響子。

しかし、その部屋は、静かに笑い声が聞こえた。

クスクスッと…。

不敵な笑みがあった事は、まだ気づかなかった。

あれから、不思議と何も起きなかった。

やっぱり


あれは、幻だったのだろう。
良かった…。

私達は、夏休みが終わり無事に始業式の日を迎える。

休みが終わるのは、とても残念だ。