普通に雑談を混じりながら、 図書室に向かった。 「あっ…、それでさ、昨日のテレビみた?」 「ぇ…、まあ、はい。」 こんな、 つまらなすぎて、無さそうな会話。 「あっ!あの、」 そんなとき、結城が珍しく大声を出した。 「………ん?」 すそ少し、顔が笑ながら、いった。