想い奏でる。

「初恋かぁ~」

帰宅後
私は今日、海奏に言われたことを
呟いてみる。えぇ、独り言ですよ。可愛いそうなコ。
恋をしてる子は楽しそうだもんな~。
私ってそんな可笑しいのかな?

「凛音~ご飯よー降りてきてー!」 

お母さんの声で時計を見るとPM 7:15を指していた。

「はぁい、今いく!」

考え事をしてたらいつの間にかこんな時間が
たってたんだ。
課題も進んでないやー。
ご飯食べたらやろ。


──────いつものようにご飯を食べて、
お風呂に入って布団に入ると、

「明日はどんな日になるのかな?」

きっと明日も楽しい。恋も意識すれば見つかるかもね。
でも私的には、何の前ぶれもない、突飛な恋がいいな。
イキナリ始まる恋っていいと思うの。
だって、たのしそうじゃん♪…そんな恋をしたいな。
んー?でも、なーんか私忘れてる気がするんだよね~?
なんだっけー?

「まー、いっか。…オヤスミなさい」 

何か忘れてればそのうち思い出すはずだし、
忘れるってことはそんなに大事な事じゃないと思うからね。
誰に言うわけでもなく、そうつぶやいて私は眠りについた。

結局、私が忘れていた事と言うのは、課題の事だ。
もちろん私は怒られパレードだったよ。