想い奏でる。

「小節番号25のとこ。もう少し、ハッキリ吹いてね、スタッカートだから。」

「はい!」

そう言って楽譜に言われたことを書き込む。
そのおかげで、ほぼ楽譜が書き込みでいっぱい。

「じゃあ、もう一度最初からやって終わります。」

「はい!」

最近は日が短くなって部活の時間が短くなっているのだ。
大会が近い吹奏楽部にはちょっときつい。

曲が終わり

「片付けに入ってください。」

「はい!」

こうして私達吹奏楽部の練習が終了。
挨拶をして帰る。という感じだ。

「さよならー!」

先輩に挨拶をして、後輩には

「ばいばーい」

使い分けが大変なのだ。
もし先輩に後輩への挨拶をしてしまったら……。
っていうことを考えながら、一日が終わる。