想い奏でる。


「それじゃあ、チューニング始めます。
 Aグループからください。」

「はい!」

私は中低音だから、Bグループ。
それまでは静かに待つ。
楽器暖めたりするけど。

「Bグループお願いします。」

「はい!」

サックスは音程が外れやすい。
だから、いつも指揮、チューナーを見ながら吹く。
今日は音程がすぐあったため、一発でOKをもらった。
海奏はフルートだから、Dグループ。

「Dグループお願いします。」

「はい」

Dグループはほかのグループに比べて声が小さい。
海奏は、先輩よりも出しててすごいと思う。

「つぎ、曲練いきます。」

「はい!」

部長の指揮で、去年から始まった、
マーチングの曲を吹く。
これは座奏だからそろうけど、歩いていると
音程、歩く幅など、気にすることがたくさんあって大変なのだ。