「女がいるか」 「はあ? だっているでしょう!」 思わず大きな声になる。 「ガッツリ系の今泉にいない方がおかしいでしょ。 ってか、ありえない。 昨晩だって、はべってたのは全員そうだって聞いたし」 「ああ、そう」 誰がいらないことを吹き込んだんだ。 だが事実なのに、怜士はそっけなく流すと、椅子に座った。 「感じワル」 麗華は眉間にしわを寄せて低く呟くと、テーブルのナプキンをとって膝に広げた。 雰囲気が怪しくなったのに怜士は思わずため息をつく。 「悪かった」 「別に」