目の前には怜士の顔。 一旦は安心して力を抜いたものの、状況に我に返り身を慌てて離そうとする。 だが腕をつかんでいる力も、腰に回っている腕も緩まない。 見えないが、肌が触れる感じでは、お互いに裸な気がする。 全力で拒否しているのに、余裕でキスを深くしてくる。 これに抵抗できなくなってくるのは、高校の時の経験で知っていた。 溺れる。