Amarosso~深い愛~を召し上がれ♪



「真相は本人のみぞ知る、だな。
 もしかしたら、ボス自身も深層心理というか、思惑に気付いていないかもしれない」


ケビンは自分のデスクに戻ると、どさりと乱暴に椅子に座った。


フレッドは兄の横顔を横目で盗み見る。


「喜びごとには違いありませんよ」


静かに言うと、窓の外を見つめて考え事をしていた、双子の片割れは鼻で笑って苦い顔になる。


「まあな」


親友の幸せを願っているだけ。


それがわかったフレッドは何も言わず微笑して、再び仕事にとりかかった。