「パパが好きなんだよね。 ほら昔、3人組で活動していたじゃない? その頃の曲が好きで、家で良く流していた」 「へえ~」 「挨拶しようよ。 くふふ、パパに自慢しちゃお」 「元スペインの大貴族がねー」 「パパ、若いとき、その辺りの文化が好きだったんだよね。 若さ故の家への反発らしいよ。 それで日本に来て、お母様と恋に落ちちゃったんだ」 「ふうん」 麗華に引っ張られるようにして、教授を中心とした人の輪へ近づく。